オメガ スピードマスター修理・オーバーホール

オメガ スピードマスターの電池交換や修理ならドクターウォッチにお任せ下さい!

オメガ スピードマスター

スピードマスター1969年に行われたアポロ11号の月面着陸時に宇宙飛行士が腕に着けていた時計がまさにオメガのスピードマスター・プロフェッショナル。宇宙飛行に使用される時計に選ばれるには、厳しい環境下に耐えうる温度・圧力・振動・真空などの耐性テストへの合格が必要不可欠になりますが、そんな耐久テストをクリアしたのがこのスピードマスターです。

スピードマスターは、世界最高基準のスポーツウォッチであり、 機構が非常にシンプルであるにもかかわらず、多重ケースによって高い耐久性を実現していることが人気の秘訣です。現在では、進化系モデルとして「スピードマスター・スカイウォーカー」が発売されており、時・分・秒、アラーム、クロノグラフ、ストップウォッチ、カウントダウン機能の全てをデジタル表示させ、宇宙空間のような過酷な現場での見易さ・使い易さをより追求しています。

もともと過酷なレーシング競技に使用できる耐久性を基本コンセプトとして掲げ開発されてきたスピードマスターは、当初ダイヤルに書かれていたタキメーターをベゼルへ移動させたことで、プロレーサーからの支持を得るきっかけとなりました。「オメガ スピードマスター レーシング」は、スピードマスターには欠かせないスポーツウォッチとしての象徴的な機能であるタキメーター付きベゼルの精度をプロのレーシング競技に対応できるように特化されたモデルで、内部部品に使われるゼンマイに磁力を帯びないシリコン製のものを使うことにより、時間のズレがないよう最大限工夫しています。ブラック系の色で塗装されたべゼルは男らしく頑丈なデザインを演出し、男性からの支持を集めています。

 

スピードマスターの修理について

スピードマスターの魅力は、各モデルごとに搭載されている複雑なクロノグラフの高機能性でありますが、シーマスターとは違い、防水性に強い時計ではありません。 通常問題のない汗や水滴でも、リューズ・プッシュボタンの経年劣化による緩みや裏蓋につけられているパッキンの劣化で、汗や水滴が混入し内部部品が錆びてしまうことがありますので、定期的なオーバーホールが必要になります。

また、クロノグラフ特有の故障に挙げられる12時計が勝手に動き出す…というトラブルは、通常はストップウォッチ機能を使用しない限りは内部の歯車によるストッパー機能が働くはずが、長期の使用による歯車の摩擦によって劣化を起こし、ストッパーの機能が働かなくなることに起因していることがよくあります。

スピードマスターシリーズは手巻き式のものが多く、ゼンマイを巻き上げる際の衝撃や老朽化によりゼンマイが切れてしまうことがあります。また、風防にプラスティックを採用していることで風防割れなどのトラブルも多く見受けられます。

 

オーバーホール・メンテナンスについて

オメガの時計の場合、自動巻(機械式)では3年~5年を目途に、クオーツ式の場合は5年程度を目途に定期的なメンテナンス(オーバーホール)をお勧めしております。定期的にメンテナンスをすることで時計の寿命を20年~30年程度は十分お使いいただく事が可能となります。

オメガ【オーバーホール(分解掃除)の手順】

1.外観確認および分解
機能点検をおこないます。時計の分解を外装部品から行い、全ての部品を分解していきます。 分解しながら各部品の磨耗状況を確認をいたします。 また、機能点検で不具合の部品等を詳細に確認をいたします。

2.パーツ洗浄
特殊なオイルを使用し洗浄機で部品洗浄をおこいます。 錆などがある場合には錆の除去をおこないます。 腐食がひどい場合や磨耗がひどい場合には部品交換になります。 交換部品は純正品を使用いたします。

3.組み立て及び調整
再組み立てをおこないます。経験豊富な技術者が組み立て及び調整をいたします。 ドクターウォッチでは組み立て及び調整後、専門の検査員による点検と測定をおこないます。 点検検査後ランニングテストを実施し、実測での点検をおこないます。

4.ケース洗浄
時計の外装品の洗浄をおこないます。特にケース洗浄をいたしますので、時計の光沢は戻りますので綺麗になります。

5.研磨(別途料金)
ドクターウォッチではオプションでケースとブレスの磨き(ライトポリッシュ)を低価格で提供しています。 細かなキズは取り除かれより綺麗な時計に仕上がります。 貴金属の素材も特別料金で対応いたします。

 

オメガスピードマスターの電池交換費用の目安 (金額:税別)

オメガの電池交換時には、ブレス洗浄をお勧めします。オメガの金属ベルトは重厚で見栄えも良い反面、腕の汗によりサビが発生し進行しますと専用ピンとパイプが腐食し抜けなくなります。またベルト駒の中にピンが残って外れるような場合は、修理料金も高額になります。
また、日常ダイビングしない為、防水検査が不要と考えがちですが、防水機能が弱りますと、湿気やチリ等が時計内部に侵入し、ムーブメントの機能を低下させる恐れがございます。電池交換が3年~5年ですので、その際には防水検査とブレス洗浄は一緒に実施することをお勧めします。

モデル 電池交換メンテナンス
電池交換のみ 防水検査 点検セット
2針・3針 ¥2,500 ¥1,200 ¥2,000
クロノグラフ ¥2,500 ¥1,200 ¥2,000
※点検セットは防水検査、パッキン交換、金属ベルト洗浄を行います。
※パーペチャルと特殊電池の場合は別途料金が掛かります。
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